日曜劇場 半沢直樹

半沢直樹

やられたら、やり返す!倍返しだ!
池井戸潤の小説を原作に、2013年夏に放送された「半沢直樹」銀行内部の権力抗争が描かれた経済ドラマという一般ウケしづらいジャンルながら、主演の堺雅人に加えて香川照之ら、実力派俳優陣の無骨な演技と勧善微悪の筋書きが共感を呼び、視聴率は右肩上がりに。最終回は平成期連ドラ視聴率第一位(42.2%)という金字塔を打ち立てた。

半沢直樹

そして、2020年夏、新作「半沢直樹」がスタート。前半の半沢活躍の舞台は銀行の子会社、東京セントラル証券。IT企業の売買収騒動では、親会社の銀行と対決し、後半は国家的な陰謀が渦巻く大事業にも関わることに。もちろん半沢は一切ぶれずこと無く、筋を通し続けた…。

半沢直樹

そんなドラマ半沢直樹ですが、私個人はファーストシーズンもセカンドシーズンもリアルタイムで観ること無く過ごしておりました。

半沢直樹

ところが、ここへ来て… コロナが起こり、世の中は一変!日々の日常はどこへやら… ビジネスに関しても経営に対しても今までの常識なんて通用しない。そんな時に当時、一応録画していたこのドラマを見はじめて、当時「やられたら、やり返す、倍返しだ!」というドラマ化と思いきや… バンカーとしての半沢直樹に共感。

半沢直樹

私もクライアントのために、そのひとの事業が、商品が、サービスが世の中のひとを助けるためであれば、是非ともそのひとの力になりたいと思って、日々デザインや企業ブランディングをしている私の心に突き抜けました(笑)

半沢直樹

それから、DVDボックスを両シーズン購入して何度も何度も観て(苦笑)半沢直樹のサントラを聴き、打ち合わせ中は常に頭の中で鳴りまくっている状態(苦笑)

半沢直樹

ただし、ドラマのように善悪があるわけでは無いので、倍返しや土下座はありません(笑)

半沢直樹

ドラマの中で半沢が立て直しのための融資を実行するかどうかの事業計画書をつくるときに必ず、工場やその会社を訪問して調査をします。その時、優良企業は挨拶が出来る。そして、ここでしかつくれない最強の商品(ネジなど)を持っている。あるいは人財がある。なんです。これって、本当にそうで、私がお仕事を頂いたファーストミーティングで感じることと一緒なんですよね。

半沢直樹

特に、このコロナの時代になると経営者の覚悟というのはホンモノで無ければならないし、ドラマのように善悪があるというわけでは無いけど、それでもドラマとそう大差は無いくらいに今の時代は覚悟が必要であり、戦うことも必要なんだと思うのです。

半沢直樹

こんな風に仕事して考えて、戦っていたらきっとストレスで死んじゃいますよね(笑)でも、現実はこんな感じかもと思う…のです。

半沢直樹

自分がお金を頂いてデザインすると云うことは、自分の作品づくりではないと常々言っていることでしたが、コロナの今の時代、その気持ちはより強くなっていて、それこそ継続すら厳しくなっている今の時代に単にカッコだけの、見た目だけのデザインをつくるのは間違っている。

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そうなると、何の為に誰のためにが必要になり、その事業そのものがそれでいいのかという自問自答にいつも悩まされ、苦悩して、クライアントとぶつかり合いながら覚悟を決めて進むという。半沢直樹的な感じになっていたりするんです。

半沢直樹

「ビジネスは、感謝の気持ち、恩返しの気持ちが必要だ」(2020年第3話)何度観ても心臓をえぐり取られるシーンがある。

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特にセカンドシーズンの方が私は好きです。前半のIT企業の買収騒動も良いのですが、政治と帝国航空の立て直しの話は心臓をえぐられるシーンが多すぎて、死にそうです(笑)

半沢直樹

この半沢直樹を見はじめてから、会社のスタッフからはキレるのが早くなったとか、声が大きくなったとか、怖くなったとか言われますが… 果たしてそうでしょうか… 私が単に半沢直樹の影響を受けたせいなのでしょうか?もしそうであるのなら謝罪致します。しかし、これが今の世の中を生きるために必要な覚悟の表れだとしたら、その時は土下座して全てのクライアントに謝罪して頂きたい…

半沢直樹

いかんいかん…

半沢直樹

基本的には、打ち合わせ中… 古畑任三郎脳になっていることが殆どなのですが、最近はちょっと半沢直樹脳が入ってきているかもしれないです(苦笑)

半沢直樹

今度から、打ち合わせの時にちょっと注意して見て頂けると打ち合わせが愉しめるかもしれません(笑)

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今の時代、良い意味で「熱くなる」のは良いことかも。下町ロケットも面白かった。

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全般的に池井戸潤さんと福澤監督作品は面白い!

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