• 第1期 「リーガル・ハイ」 (2012年4月17日 – 6月26日 21:00 – 21:54〔火曜21時枠〕、全11回)
  • スペシャル(第1弾) 「リーガル・ハイ」(2013年4月13日 21:00 – 23:10〔土曜プレミアム〕)
  • 第2期 「リーガルハイ」(2013年10月9日 – 12月18日 22:00 – 22:54〔水曜22時枠〕、全10回)
  • スペシャル(第2弾) 「リーガルハイ」(2014年11月22日 21:00 – 23:10〔土曜プレミアム〕)
リーガルハイ

第一期あらすじ(2012年4月17日 – 6月26日 21:00 – 21:54〔火曜21時枠〕、全11回)

弱者救済の使命に燃える新米弁護士・黛真知子。黛は初めての担当裁判で、殺人の嫌疑をかけられ自白を強要されたという青年の弁護を担当していたが、敗訴。上司・三木長一郎からは担当を外れるように促されるも、諦めきれない黛は控訴に奔走する。そこへ三木の秘書である沢地君江が黛に声をかけ、「力になるかもしれない」と、連戦連勝だというある弁護士を紹介される。

しかし黛がそこで出会ったのは、偏屈で毒舌、気分屋で自己中心的、あげくに「正義は金で買える!」と豪語する人格破綻者の弁護士、古美門研介であった。古美門はかつては三木法律事務所に在籍していたが、ある切実な出来事により三木と袂を分かち独立。持ち前の腕前を発揮し、裁判では無敗記録を続けている敏腕弁護士だったのだ。現在は、大手企業からの高額な顧問弁護料と投資の成功でリッチな暮らしを手に入れ、つまらない依頼は法外な弁護料をふっかけて追い返すという悠々自適な生活を送っていた。

あまりにもかみ合わない性格に黛は激怒するも、沢地に説得され、吹っかけられた弁護士費用3000万円を本当に用意して古美門の度肝を抜く。結局引き受けることにした古美門は、黛とタッグを組みながら持ち前の敏腕ぶりを発揮。あっという間に世論を操作し人権団体を焚きつけ、あげくに目撃証言をもひっくり返し一気に形勢を逆転。見事控訴審にまで持ち込む。

しかし、これは三木が用意した罠だった……。

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第二期あらすじ(2013年10月9日 – 12月18日 22:00 – 22:54〔水曜22時枠〕、全10回)

黛真知子は、巷を騒がさせていた「連続保険金殺人事件」の被告の弁護の依頼を受けてきた。被告である安藤貴和は結婚を前提に付き合う男性たちを保険金目的で殺していた「世紀の悪女」と言われて世間で叩かれ、証拠も揃っていて控訴審でも死刑判決は確実であったが、古美門はあえて控訴審の弁護を引き受けることとなった。

いつもの戦術で裁判は有利に進んだかに思われたが、被告人質問で貴和が改めて「殺人」を法廷の場で認めてしまう。結果、控訴審は棄却となり、貴和の死刑判決は確定となった。それは、無敗の敏腕弁護士・古美門研介の、弁護士人生初の敗北でもあった。金と名誉をこよなく愛する古美門研介が、貴和の死刑判決を覆すことで名誉の回復を果たすことを軸に、第2期の物語は展開する。

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古美門研介(こみかど けんすけ)

年齢 – 〈38 → 39〉演 – 堺雅人(幼少期:坂口湧久)本作の主人公。弁護士。鹿児島県出身。ごく幼い頃から検事の父に異常なまでに厳しく教育されていた。この経験はトラウマになっており、後々の人格形成にも影響している。父に反発し家を出て三流大学に入り遊び呆けていたが、それにも関わらず司法試験に一発合格。バツイチ。ワインと葉巻(吸い方を知らない為、いつも火は付けていない)を愛好。「判例に頼るな、判例を作れ!」が信条。かつては三木法律事務所に所属し、数年でエースとなり辣腕をふるっていた。しかしその行き過ぎたやり方を三木から危険視され、物語開始の3年前に沙織(後述)の一件で決定的に決裂し解雇される。その後は投資などで得た資金や得意先からの顧問料を元に、自身の豪邸を拠点に弁護士活動を行い、何不自由なく生活していた。第1期第1話のラストでその得意先との関係が切れてしまったのを機に黛を渋々雇入れ、日々の仕事獲得を進めている。服部のサポートによる贅沢な暮らしにすっかり染まってしまっているため、田舎に泊り込んだり留置場に留め置かれたりするとあっという間に憔悴してしまう。髪型については8:2分けというものであり、起床時には乱れている髪を服部にセットしてもらっている。

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弁護方針 正義感や被疑者の人権や温情や和解等というものに価値はない、という考えで、自分たち弁護士は神ではないのだから、真実が何か知ることなど出来るはずもなく、情を完璧に捨て、依頼を完遂し勝つ事に専念すべきという信念を持ち、重視するのは多額の報酬や、敵対する検察・弁護士を徹底的に叩きのめすことである。徹底して勝ちにこだわるその生き方について、「窮屈である」「臆病だからである」などの指摘も受けており、本人も否定はしていない。自らの手腕には絶対的な自信を持つが、裁判で勝つために”草の者”を利用した潜入活動やトラップ、自身の口八丁で有利な情報や証言を集め、時には捏造するなど犯罪まがいのことを命令することが日常茶飯事である。離婚裁判とハイパーメディアクリエイター案件はいくら金をもらっても引き受けないと公言している(ただし、離婚裁判に関しては2回程引き受けている。1度目は黛の教育の為。2度目は相手の弁護士が羽生だと分かったから)。また依頼人が人間的・倫理的・社会的に欠落した部分のある人間であったとしても、それを承知の上で客観的に見て接しているが、時には鋭い皮肉や、逆に陶冶するような言葉を(自分のことは棚にあげて)かけることもある。

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性格や言動 一見紳士然としているが、テンションが上がると奇天烈かつ早口になり、服部など一部の人物を除き他人に対して容赦のない流暢な毒舌を(特に黛に対して)浴びせる。理屈・屁理屈を駆使して相手がぐうの音も出ないほど論破する性質を持っている。また、他の弁護士と比べて机に足を乗せるなど好き勝手すぎて裁判所のモラルや秩序を守っておらず、時にはブロードウェイの様に法廷を歩き回ったりしている(ただし、別府が担当裁判長の時〈スペシャル編・第2期第4、8話〉に限り、「他の裁判官は許容しましたが、私は一切認めません」と言われてもいつも通り好き勝手したために監置されたり退廷を命じられたり廊下に立たされたりした)。各話のクライマックスにおいては、まれに普段のエキセントリックな態度を押し殺し、社会の真理や人のあるべき姿について熱く説いたり、軽佻浮薄な”民意”に対して憤りを示すこともある(本心なのか戦術なのかは不明)。法廷以外の場所でも、机に足を乗せたり他人の食べ物を勝手に食べたりと身勝手な行動をしている。その一方、気分屋で、自分の思い通りに行かないと駄々をこねるなど子供っぽい一面も見せる。また、自分の身に危険が及ぶときは非常に怯えるなど小心な性格である。結婚していた頃も浮気は当然の如くしており、性欲も奔放。事務所内の同僚や自らに対峙する者等に渾名を付けることを常としている(例:黛→朝ドラ・ポンコツ・ガニ股・オタマジャクシ・提灯パンツ等、蘭丸→草の者、羽生→ゆとりの国の王子、醍醐→シベリアの死神、など)。一人称はほとんど「私」だが、窮地に立たされた場合等では「僕」に変わる。

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その他 運転免許もないのにフェラーリとポルシェなどのスポーツカーを所有するほか、クルーザーやヘリコプターなど使いもしない乗り物や、一向に上達しないヴァイオリン、ルールも知らないチェスの高級セット、ろくに行きもしないスポーツジムの会員になっているなど、甚だしい無駄遣いを多くしている。服部と黛は、この「無駄遣い」が(得意先を失った後の)古美門法律事務所の経営が苦しくなっている原因と考えているが、売却等をする気は全く無い模様である。第2期5話ではガルフストリーム IVのプライベートジェット機を予約し、最終話においては潜水艦の購入を検討していた。

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黛真知子(まゆずみ まちこ)

年齢 – 〈25 → 27〉演 – 新垣結衣(幼少期:畠山紬〈第2期第5話〉)本作のヒロイン。神奈川県横浜市青葉区出身、サラリーマン家庭の長女。血液型B型。お茶の水女子大学附属小学校、お茶の水女子大学附属中学校から共学の都立高校を経て、早稲田大学法学部卒業。三木法律事務所を退所し、古美門法律事務所に移籍する。古美門事務所には、最初は自分の信じるべきものを探すために入ったが、古美門に打ち勝つという明確な目標を後に見出し古美門の下で働き続けることになる。なお、劇中では第2期終了までの間に古美門法律事務所を3度退所している。第1期の10話で「次に会うときは古美門先生を倒す。」と言い残し一度目の退所。第2期第1話で古美門から裏切り行為をしたと見做され、二度目の退所(しかし同話のラストで復帰)。第2期第6話のエピローグで古美門の愛のムチにより三度目の退所となり、その後羽生が所属するNEXUSへ移籍するが、第2期最終話のエンドクレジット後にNEXUSの規模縮小に伴い古美門法律事務所へ戻った。ちなみに第1期第1話で依頼人のために立替えた弁護料3000万円は未だ古美門に返済できていない。古美門と時に喧嘩しつつも右腕として弁護活動を行い、少なからず古美門のサポートを行っている。古美門法律事務所の事務職・秘書的役割も服部と共に担う。六法全書を丸暗記しているほどの勤勉家。困っている人を見過ごせない性格で、いつも依頼人を思いやる気持ちに基づき弁護士活動を進める。

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古美門との関係 古美門との間に男女としての恋愛感情・意識は双方共にほとんどなく、上司と部下(相棒)という関係性が色濃い。融通の利かない正義感と古美門と正反対の弁護士スタイルから、古美門の主張と対立することが多い。その正義感を古美門から「自分勝手な上から目線の正義感」と論破され、「朝ドラのヒロイン」と揶揄されている。そういったことや空気を読まない性格から、本人は自覚がないようだが、中学時代はいじめを受けており、友達もいない。しかし、どんな形であれ依頼人の勝利を獲得すべく邁進する古美門の姿から影響を受け、やがては自分の手で「古美門を倒す」ことが最大の目標となっていく。経験を重ねるにつれ古美門の思考回路を良く理解し、指示を受けるより前に先回りし忖度して彼にならった行動を起こせるほどになり、2014年版スペシャルの時など間接的に古美門の無敗記録を支える結果を繋げるようにもなる。第2期9話では裁判で古美門から間接的に評価され、最終話でも服部が古美門の父・清蔵に連絡した際「ご子息を倒すのは黛以外にはいない」と評価された。

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酒癖と博才 酒癖はものすごく悪く、酔うと古美門を「コミ」呼ばわりしたり、「聞きたいかって聞いてんだよ!」「教えてください、だろ?」などと暴言を吐き、古美門に「黛先生、お願いします」とまで言わせるなど、普段とは正反対の姿を見せる。博才があり、スペシャルドラマでは、フランスのカジノにおいて服部のアドバイスの下、バカラで一晩で15万3,600ユーロを稼いだり、パチンコでハンドルを握った瞬間に大当たりし、大勝している

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その他 古美門からは「朝ドラ」「ガニ股」「ポンコツ」「無能」「オタマジャクシ」「超合金」など罵詈雑言を日常的に浴びせられるが、何度馬鹿にされてもめげない精神力を持つ。また古美門とは対照的に力持ちであり、古美門の体を持ち上げる、10本の太い枝を両手で軽々とへし折る、大人二人を扉ごと弾き飛ばすなど怪力の持ち主。非常に音痴だが、本人には全く自覚がない。女性的魅力については「ガニ股」「絶望的に色気がない」「ペッタンコ」「提灯パンツ」など否定的な言葉を受けることが多い。しかし、面食いで女性の顔に点数を付ける高校時代の同級生、熊井(後述)によれば「83点」と顔立ちに関しては高評価されている

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服部(はっとり)〈不詳〉演 – 里見浩太朗事務員。下の名は不明。「昔、○○をしておりました」と新たな過去がほぼ毎エピソード紹介されるほど、謎に満ちた過去とあらゆる分野に精通した知識・特技を多く持ち合わせる有能な人物。料理や子守唄まであらゆる面で古美門をサポートする他、古美門の身に危険が降りかかった際にはボディガード的な役割も務めており、古美門は窮地に立たされる度に(服部がその場にいる、いないに関わらず)「服部さ〜ん!」と彼の名を叫んで助けを求めるのが定番。そのため、誰ふり構わず慇懃無礼な態度を取る古美門が唯一、丁重に接する人物である。その多才さに反し、自分のことを「何の取り柄もない」と謙遜し、特技について「たわいもない取り柄でございます」と毎回述べる。法律に関してはあくまでも素人だが、彼の一言が事案解決を導くヒントになることも少なくない。安藤貴和を証人として証言台に立ってもらうため蘭丸の給料を着服し、さらに彼女の愛人の1人だったという役を引き受けている。古美門の父・清蔵には過去に助けられた恩があり、古美門の下に来たのも彼の計らいによるものであった。

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三木長一郎(みき ちょういちろう)〈50〉演 – 生瀬勝久古美門を異常なまでに敵視する弁護士で、黛の元上司。中央大学法学部卒(この点と、生瀬勝久を採用しているあたり、おそらく中央大学教授で弁護士の、野村修也をモデルにしていると考えられる)のヤメ検であり、検事時代は古美門清蔵を尊敬していた事からその息子である古美門を雇い、金のなる木という事もあって重宝していた。しかし、犯罪まがいの手法を平気で取る彼に次第に危機感を覚えていき、そして過去のある事件でついに彼を解雇した。古美門の存在を脅威に感じているため、弁護士廃業に追い込むことを画策し、陰日向に暗躍するのだが、最後の詰めが甘く毎回失敗している。古美門に対する戦果が芳しくないことなどは、事実であっても周囲に口に出させないようにしており、沢地はそれを熟知して巧みに三木の機嫌を取っているが、井手は何度も正直に口に出してしまい恫喝されている。本人は知ってか知らずか、自身が育てた部下である古美門が無敗の弁護士であることに誇りを持っている模様。弁護士人生初の敗北で激しく落ち込んでいた古美門を激励した後、海外クルーズ休暇に旅立つ。第2期最終話では羽生にすっかり感化され、古美門との確執をなかったことにさえしようとしたが、安藤貴和差し戻し裁判後に自身の法律事務所に訪れた古美門の余計なやりとりが要因となり、最終的に再び彼への憎悪を取り戻してしまった。

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沢地君江(さわち きみえ)〈35〉演 – 小池栄子三木担当秘書。妖艶な美貌と高い知性を武器に相手を懐柔していく。蘭丸を難なく組み伏せるほどの格闘技能も持ち合わせている。男の喧嘩が好きだと語り、古美門と三木は対立関係にあることを望んでいる。古美門が弁護士人生初の敗北を喫した直後、海外クルーズ休暇に旅立つ三木と同行する。後年、同作品スタッフの製作映画「エイプリルフールズ」では、沢地の同一人物と思われる「パンクの女」が登場するクロスオーバー的な演出が存在する。詳しくは後述。

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出演者に関する繋がり

最も取り上げられているものは里見浩太朗に関するもので、大和田伸也、伊吹吾郎、横内正、野村将希(第2期)演じる登場人物と里見浩太朗が共にカメラに収まるシーンでは、里見がかつて出演していたTBS系テレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌「あゝ人生に涙あり」のイントロが流れるというパロディが挿入された(横内は本編での共演シーンはなし)。スペシャルドラマでは、『水戸黄門』でうっかり八兵衛役を演じる高橋元太郎の登場シーンでも音楽イントロが流れ「うっかり」という台詞を発している。また、音楽は流されなかったが第1期第10話ゲストの横内(町村教授役)はテレビシリーズ版の初代格さん(渥美格之進)を演じており、町村教授に反対意見を述べる山田純大(宇都宮博士役)は水戸黄門の初代助さん(佐々木助三郎)を演じた杉良太郎の長男で、自身も4代目格さんを演じている。第1期最終話にゲスト出演した東幹久は6代目助さんを演じていた。

時代劇からの引用が多く、中村敦夫の出演シーンでは『木枯し紋次郎』主題歌の「だれかが風の中で」のイントロ、松平健の出演シーンでは『暴れん坊将軍』のBGMが流されている。劇中でも松平健は場にそぐわない時代錯誤な単語(「不届き千万」等)を使う場面が多々ある。

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また主演の堺自身も、第2期第1話終盤で「やられてなくてもやり返す。身に覚えの無い奴にもやり返す。誰彼かまわず…八つ当たりだ!」と叫ぶシーンがあり、堺が前クールで主演していたTBS系日曜劇場『半沢直樹』(以下、『半沢』)のパロディを自ら演じている。なお、『とくダネ!』がリーガルハイを取り上げた際、第1期第2話で古美門が『半沢』の舞台である「東京中央銀行」と同じ名前の銀行の通帳を持っているシーンがあると出演者に指摘し、堺が「偶然」だと笑いながら答える場面もあった。また第2期第1話冒頭の古美門初登場シーンが真剣な顔のクローズアップから始まることから、「『半沢』のラストシーンから繋がっている」と話題になったが、この場面の撮影は最終回放映の前であり、チーフディレクターの石川によればこれも偶然だとしている。リーガル・ハイスペシャルにおいては『半沢』の放送前であるが「500倍返しだ!」と叫ぶシーンや、古美門が監置され謝罪するシーンでは深々と土下座し額を床にゴンと音がするまでひれ伏すシーンがあり、奇しくも『半沢』と酷似することになった。

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そのほか、第1期第10話でヘルムート・マイヤー博士を演じたOttoは、劇中のセリフで「アンビリバボーの再現ドラマで見かけたことがありますよ」となじられるが、Ottoは実際に『奇跡体験!アンビリバボー』に出演したことがある。また、第1期最終話で大貫善三が「ゴジラとモスラを一度に相手にするようなものだ」と話す場面があるが、演じる大和田伸也は実際に歴代のゴジラシリーズに出演経験があり、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』でゴジラとモスラを一度に相手にしたことがある。 またリーガル2スペシャルにおいて、剛力彩芽演じる赤目好美に古美門が「そうだよね〜」と言う場面での古美門の動きは、剛力彩芽の曲である「友達より大事な人」のダンスを模倣したものと思われる。

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名作へのオマージュ

第1期第7話はストーリー全体が『犬神家の一族』のパロディとなっており、犬神佐清の白マスクをまねた白パックを沢地(小池栄子)がつけている描写をはじめ、井手(矢野聖人)がお湯に潜って2本足だけ突き出し古美門を驚かせるシーン、さらに中盤からは金田一耕助を模した衣装を堺雅人が着用して物語を進めるといった徹底ぶりであった(堺は第一期でこれが最も印象的な回だったとしている)。また大野雄二作曲の『犬神家の一族』主題曲、「愛のバラード」が次回予告・本編共に引用されている。ちなみに舞台は蟹頭郡蟹頭村(かにこべむら)だが、同じく金田一耕助の『悪魔の手毬唄』の舞台が鬼首村(おにこうべむら、おにこべむら)である。なお、前述の『国際ドラマフェスティバル in TOKYO』受賞発表式は、偶然にも司会が石坂浩二で、堺と『犬神家』パロディの話題で大いに盛り上がったという。

映画もモチーフとなっており、花嫁を教会から連れ出すシーンから始まる第1期第3話ではサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」が流れ(映画『卒業』)、村人が古美門に助けを乞うシーンが含まれる第9話では『七人の侍』の楽曲が挿入され、古美門も「野伏せりにでも襲われましたか?」と問うている。第2期でも第3話の冒頭では映画『ロッキー2』のテーマ曲を流しながらロッキー・ステップを再現しており、第6話冒頭で古美門と羽生が決闘する場面では『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲である「彼こそが海賊」も流されている。また、第2期第4話の「なぜデスパレートな関係になってしまったのか」というセリフは、海外ドラマである『デスパレートな妻たち』からの引用である。 2013年スペシャルのプロローグで服部(里見浩太朗)がスキーで脚負傷を装い別府敏子(広末涼子)に近づくのは「ピンクの豹」(1963)でチャールズ・リットン卿こと宝石泥棒 怪盗ファントマ(デヴィッド・ニーヴン) がダーラ王女(クラウディア・カルディナーレ)に近づく狡猾な手段のパロディ、同じく藤井みなみ先生(榮倉奈々)の髪型は「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)のマリア・フォン・トラップを演じたジュリー・アンドリュースを意識している。

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日本のテレビドラマからも多く引用されており、スペシャルドラマに登場した学校の教職員の中に、同じく古沢が脚本を手がけた『鈴木先生』に外見がそっくりのキャラクターが混ざっているほか、古美門が教室で生徒たちに「人」という字の成り立ちを説明するシーンがある(『3年B組金八先生』)、2013年スペシャルの終盤に於ける藤井みなみ先生の人格が豹変 Sが覚醒したキャラは榮倉奈々が前年に主演した「黒の女教師」を彷彿させる。第1期第8話では『オー!マイ・ガール!!』と同様に吉田里琴が周囲を振り回す生意気な人気子役に扮している。第2期第8話では『北の国から』のパロディが行われ、古美門・黛が劇中で純・蛍に扮した。 また、医療過誤がテーマとなっている第2期スペシャルでは、オープニングテーマが流れず、タイトルが縦書きになっている、エンディングテーマとしてアメイジング・グレイスが流れるなど、小説「白い巨塔」へのオマージュ、パロディが多く見られる。

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漫画からも引用。スペシャルドラマで古美門の手をミック・ジャガー、黛の手をゲームセンターの腕相撲マシンのそれというシーンがある。これはジャガーとデヴィッド・ボウイに似た『バットマン』のライバルであるジョーカーのパロディ。第2期第3話は『ジョジョの奇妙な冒険』からジョジョ立ちを(共演の岡田将生からの提案だった)、第2期第7話では『新世紀エヴァンゲリオン』からセリフを引用している。

劇中、古美門が黛を「朝ドラのヒロイン」と揶揄することが定番となっているが、劇中にも朝ドラのヒロイン経験者の出演が多い(原田夏希、鈴木京香、田畑智子、榮倉奈々、遠野なぎこ)。また波瑠と芳根京子は、本作出演後に朝ドラヒロインに選ばれた。

リーガルハイ
  • DVD・Blu-ray
    • リーガル・ハイ DVD・Blu-ray BOX(2012年12月5日発売、TCエンタテインメント)
    • スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」完全版 DVD・Blu-ray(2013年8月7日発売、TCエンタテインメント)
  • サウンドトラック
    • フジテレビ系ドラマ「リーガル・ハイ」オリジナルサウンドトラック(2012年5月30日発売、ポニーキャニオン)
    • フジテレビ系ドラマ「リーガルハイ」ミュージックコレクション(2013年11月27日発売、ポニーキャニオン)
  • 公式書籍
    • 「リーガル・ハイ」公式BOOK 古美門研介 草創記(2012年5月30日発売、角川マガジンズ)ISBN 978-4-04-895456-3
    • 「リーガルハイ」公式BOOK 古美門研介 再会記(2013年10月22日発売、角川マガジンズ)ISBN 978-4047313033
    • 「リーガルハイ」公式BOOK 古美門研介 没頭記(2013年11月21日発売、角川マガジンズ)ISBN 978-4047313040
    • an・an PLUS×リーガルハイ 伝え上手になる話し方(2013年10月2日発売、マガジンハウス〈マガジンハウスムック〉)ISBN 978-4838788798 – 雑誌『an・an』とのコラボレーション本。キャスト・脚本家インタビューのほか会話に関する実用書となっている。