今話題の映画「怪物」を人が生きる上でもっとも厄介な「バイアス」と「承認欲求」で構成された映画として、ひとりレイトショーで観てきました

怪物

ポスターのキャッチコピーにもある「怪物だーーれだ」私たちが見ている世界は現実では無く、脳というフィルターを通した世界である。

つまり人は思い込み=バイアスで出来ている。このバイアスが悪い承認欲求などの悪影響を受ける事でコントロールが効かなくなり偏見を生み”怪物”になると是枝監督は訴えているのではないでしょうか。

まさにブランディングやマーケティングなどは正しいバイアスや欲求と深く関わりのある概念であるのですが… これはまた別のお話。

映画の感想は今のモヤモヤした私の心をスッキリさせてくれた奥の深い作品でした。

怪物

ここからはネタバレあり、この作品が描く“怪物”は3人の視点を通してそれぞれ違う立場で描きますが、長年信じてきた物に固執することで気づかないうちに“怪物”を心に住まわせていた。という物語です。

果たしてラストシーンはどんな解釈をすれば良いのやら… 興味のある方は是非劇場でご覧下さい。

怪物

今話題の新しいタイプの吉野家。完全にオペレーションを簡略化したシステムになっています。おひとりさまに特化したレイアウトになっていて、カウンターや返却口などこれからの時代に合わせた仕様になっています。

怪物