社長を慰める会で、弊社現場監督の清洲が奢ってくれて涙が出た
社長って良いですね。
社長って、良いですよ。
だって、最終責任を取るための判断も自分で出来るし、やりたいことも自分で決められるし、雇われているとは違うやり甲斐があるもん！
経営者意識を持った今では、胸を張ってそう言えます
でも、私もデザイナーという技術者です。独立したときは別に社長になりたかったわけではありません。起業した結果、代表になっただけ（笑）そこには、自由よりも責任や義務が大きくのし掛かって来る日々。
自分のデザインを多くの人に伝えたい、売上を上げたい、お金をもっと稼ぎたい！そんな気持ちで、夜遅かろうが徹夜が続こうが頑張れました。そうするとやった分、売上は上がり、お仕事も増えていきます。
お仕事が増え、資金的にも余裕が出来ると、自分の社会的貢献の意味を考えるようになります。大きなプロジェクトをやろうと思えば、会社の信頼が必要になり人材確保や安定した高品質の提供。つまり組織づくりが必要となるのです。
仕事が増えたから人手が要る。募集して、面接して… 人材確保について簡単に考えてしまいますが、ここにも大きな落とし穴が存在します。
「ひと」「経営者と従業員の関係」
もはや、技術者としてデザイナーとして、考えることや造ることを愉しんでいる場合ではありません。
始めにいったように、社長になりたくて起業したわけでは無いから、経営者の勉強なんてしたことも無いし、そんなことを教えてくれる先輩もいません。
繁盛店をつくるために考え始めたこの思考… 結果的に行き着いたのは「ひとづくり」でした。
今の時代、どの商品もサービスもほぼほぼ極めています。つまり、スペックで闘うのは難しい。そこで差別化するのは「ひと」です。
私も日々この問題に躓いています。
基本的に私は「人嫌い」（苦笑）
デザイナーとしてスキルを教えることは出来ても、人として自分も未熟なのに、人間力について育てるなんて、上手く出来るわけ無いじゃん（笑）
でも、社長（経営者）である以上は、そこを避けるわけにはいきません。
そして、そこを乗り越えない限り、大きなプロジェクトをこなすことも出来ません。
折角、34年もデザインATOZを続けさせて頂いたのですから、これからもデザインで地域貢献や社会貢献していきたいと思います。だから、今回の苦難も乗り越えられるし、そのことを自分のものにしようと思えます。
「社長っていいですよ」
巷のある起業塾って、起業するための準備はサポートしてくれるけど、その後の運営に関する社長のメンタルサポートはしてくれるのでしょうか… 当時の私にそんなアドバイスをしてくれる経営者の先輩が居てくれたら、どんな心強かっただろうかと… つくづく思うこの日でした。
焼肉ソウル
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