今年の仕事納めは、
スタッフ全員で事務所の大掃除をしました。

2025年仕事納め

一年間使い続けた場所。
気づかないうちに溜まっていた埃や汚れを、
一つひとつ手で拭き取りながら、
この一年の時間を、ゆっくり振り返っていました。

2025年仕事納め

正直、
楽な一年ではありませんでした。

うまくいったこともあれば、
思うように進まなかったこともある。
判断に迷った場面も、
「これで良かったのか」と自問した夜も、
何度もありました。

2025年仕事納め

それでも、
誰も投げ出さず、
誰も止まらず、
それぞれの場所で、
それぞれが必死に考え、動いてきた。

掃除をしているスタッフの背中を見ながら、
その事実だけは、はっきりと感じていました。

2025年仕事納め

掃除が終わったあと、
スタッフ全員で2025年を振り返り、
2026年に向けての時間を持ちました。

2025年仕事納め

出来事の説明でも、
成果の報告でもありません。

この一年をどう受け止めているのか。
何を感じ、何を考え、
次にどう向き合おうとしているのか。

2025年仕事納め

ひとりひとりが、
自分の言葉で、自分の一年を整理する。
その姿を見ながら、
「この時間を持てて良かった」と、心から思いました。

2025年仕事納め

仕事は、
結果だけで測れるものではありません。

迷った時間も、
遠回りした経験も、
うまく言葉にできなかった悔しさも、
すべてが次につながっていく。

それを、
このチームはちゃんと理解し始めている。
そう感じられた時間でした。

そして最後は、毎年恒例の役目。
BOSSが、お飾りを付ける。

2025年仕事納め

一年を終えた実感と、
新しい年を迎える覚悟を、
静かに切り替えるための小さな儀式です。

今年の「ほぼ日手帳」も、新しくしました。
去年は岡本太郎をイメージしたゴールドの手帳。
結局、大阪万博には一度も行けなかったけれど、
それも含めて、今の自分らしい一年でした。

2025年仕事納め

今年は、
建築デザイナーの藤井が使っている手帳を参考に。
色は、自分のラッキーカラーである「黄色」。

派手でもなく、
特別でもない。
でも、毎日手に取るものとして、
今の気分にはちょうどいい。

2025年仕事納め

2026年。
何かを劇的に変えようとは思っていません。

ただ、
今年積み重ねてきたものを、
ごまかさず、逃げずに、
もう一段、深く、確かなものにしていく。

2025年仕事納め

この場所で。
このチームで。
また一年、
考えて、悩んで、動いていきます。